相席屋でも出会った彼氏がまともだった話

大学4年生の秋、就活も終わった私は相席屋に通っていた。当時の私にとってお金がなくても食べながら友達と話せる絶好の場だったからだ。全く出会いなんて期待していなかった。

バツイチ婚活情報局 | 再婚相手が見つかる出会いの場を紹介

ラインを交換しても即ブロックしていたし、相席屋で真面目な出会いができるなんて1ミリも思っていなかった。しかし、その日現れた彼は違った。どタイプだったのだ。私は相席屋で初めて自分から連絡先を聞いた。私の猛アタックのかいあって、無事に付き合うことになった。最初はうまくいっていた。年末には一緒に別府温泉に旅行に行き、話も面白いしとにかく彼といると楽しい。でも私は疑っていた。本当に大丈夫だろうか?他に女がいるのではないか?

不安は的中した。別府温泉の最終日に「実は相席屋で出会ったとき、彼女がいたんだ」と言われた。端的に言ってショックだった。「でも君に出会って別れたんだ。君と付き合いたいと思って。」とも言われた。正直彼の話が信じられなかったので、彼の友達に話を聞いたところ、どうやら本当の話らしい。めちゃくちゃ嬉しかった。

その彼と付き合って、2年が経とうとしている。今のところ私が把握している限り浮気は一度もない。ときどきは喧嘩もするけれど、毎日が幸せである。タダで飲み食いさせてもらった上に大切な人にまで出会わせてくれた相席屋は私の人生にとってかけがえのない場所である。もう行くことがないであろうのとが少し寂しい。